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家計簿

OpenOffice.org 3を利用した、家計簿記載手順。家計簿は羽仁もと子原案家計簿を参考にした。OOoを利用する場合、レシートからの転記と費目を記載するだけで、あとはデータパイロット機能を利用し、データを自動集計し、家計簿に近い表を作成する。

※【注意】このページは、あくまでも一利用者の家計簿利用例であって、羽仁もと子原案家計簿の公式ページではありません。

初回データシート作成

当座帳シート

費目入力支援設定(入力規則のリスト設定)

費目の入力支援のため、入力規則のリストに、費目を記載する。費目欄の右側クリックで費目の項目がプルダウンで並ぶため、入力の際、迷いが減る。

OpenOffice.orgの入力規則のリスト設定は次の手順で行う。

  1. 「データ(D)」→「入力規則(V)」
  2. 「入力値の条件」に「リスト」を選択
  3. 「入力項目」を記載する。
    1. わたしの場合は、次のように入力項目を設定した。
01副食物費
02主食費
03調味料費
04光熱費
05住居・家具費
06衣服費
07教育費
08交際費
09教養費
10娯楽費
11保険・衛生費
12職業費
13特別費
14公共費
15チャージ
001税金
002社会保険
003貯金及び保険

費目別月ごと集計の作成

OpenOffice.org 3のデータパイロットを利用し、費目別月ごと集計を作成する。(このリストは"おおよそ"、羽仁もと子原案家計簿の各月の費目別の摘要リストに該当する。あくまでも"おおよそ"であって厳密にあっているわけではない)。費目別に、自分がこんなものを買ったんだ、と俯瞰し、無駄買いを防止するのに便利。

OpenOffice.orgのデータパイロットを利用した費目別月ごと集計の作成は次の手順で行う。

  1. 「データ(D)」→「データパイロット(P)」→「呼び出す(S)」
  2. レイアウトを設定する前に、「詳細(M)」をクリックし、「結果貼り付け先(K)」に「-新しいシート-」を設定する。
  3. レイアウトを以下のように設定し、OKをクリックする。
    1. 「ページフィールド(C)」に「費目」を入れる
    2. 「行フィールド(F)」に「日付」「品目」を入れる
      1. 「日付」(データフィールド)のオプションで次を指定
      2. +「小計」→「ユーザ定義」→「合計」
      3. +(データフィールド)「オプション」→「表示オプション」→「各項目の後に空白行」にチェック
      4. + OK
    3. 「データフィールド(G)」に「値段」を入れる(自動的に「合計・値段」になる。そのままで大丈夫)
  4. シート名を「費目別月ごと集計」に変更する
  5. 日付を月別にグループ化する
    1. 「費目別月ごと集計」シート上の日付の具体的な日付セルを1つ選択する
    2. 「データ(D)」→「グループ化およびアウトライン(G)」→「グループ化(G)」をクリック
    3. あがってきたグループ化プロパティ画面の「間隔」が「月」のみチェックがついていればOK
    4. プロパティ画面があがってこない場合は、日付列の書式をYYYY/MM/DDに変更して実行しなおす

収支年計表の作成

OpenOffice.org 3のデータパイロットを利用し、収支年計表を作成する。この表は各費目の集計を俯瞰できるので、各費目が予算をオーバーしていないか確認するのに便利。

  1. 「データ(D)」→「データパイロット(P)」→「呼び出す(S)」
  2. レイアウトを設定する前に、「詳細(M)」をクリックし、「結果貼り付け先(K)」に「-新しいシート-」を設定する。
  3. レイアウトを以下のように設定し、OKをクリックする。
    1. 「列フィールド(C)」に「日付」を入れる
    2. 「行フィールド(F)」に「費目」を入れる
    3. 「データフィールド(G)」に「値段」を入れる(自動的に「合計・値段」になる。そのままで大丈夫)
  4. シート名を「収支年計表」に変更する
  5. 日付を月別にグループ化する
    1. 作成されたシートの「費目」の横に並ぶ日付の列を選択する
    2. 「データ(D)」→「グループ化およびアウトライン(G)」→「グループ化(F12)」をクリック
    3. あがってきたグループ化プロパティ画面の「間隔」が「月」のみチェックがついていればOK
    4. プロパティ画面があがってこない場合は、日付行の書式をYYYY/MM/DDに変更して実行しなおす

データの追加

当座帳へのデータ追加

「費目別月ごと集計」「収支年計表」へのデータ反映

例)450行まであったデータが470行まで増えた

$当座帳.$A$1:$F$450


$当座帳.$A$1:$F$470

シート毎に、データの選択範囲の書き換えと更新を実行する。

更新履歴