2009年08月09日(Sun)
■ 第七回Wikiばな ~Wikiの起源へ~ 運営から
2009年7月10日、江渡浩一郎さんが「パターン、Wiki、XP -時を超える創造の原則-」という本を出版されました。この本は、wikiの起源に迫るエポックメーキングな内容です。
わたしはこの本のレビューアとして2月から原稿を読み、コメントをさせてもらっていました。この活動も大変おもしろいものでした。(この話はまた別途書くかもしれません)。
そして、本の執筆が終わり、編集の方が校正に入られた6月頭、江渡さんから一通のメールをもらいました。「Wikiばなを開催してもらえませんか」。わたしは一も二もなく「やるやるやる、やりますよー」と返信。「江渡さんでこの本だったら150名規模ですね」と即決。
ちょうど勉強会カンファレンスで「IT勉強会と行政」について発表した時に重なっています。その会場が今回のOracleさんでした。会場をどこにしようか、公共施設もあたってみたのですが、Oracleの伊東さんに「じつはWikiばなを開催しようと思っているのですが会場を貸してもらえませんか」とお願いしてみたら快くOK。当日は伊東さんほか2名のOracle社スタッフの方が会場設営などにご協力くださいました。ありがとうございます。
150名収容可、場内無線LAN(インターネット接続可)、PC接続のプロジェクタ利用可というすばらしい会場です。おかげで、twitter中継、ust中継の2つが実現でき、当日来場できない方もリアルタイムで参加してくださいました(いま確認しているところでは、台湾、サンフランシスコでもリアルタイムで見ていてくださった方がいるようです。Wikiばな、一気に世界進出ですよ!)
準備は、スタッフの募集から開始しました。Wikiばなソコダネットにページを作成し、WikiばなMLやtwitterを通じて、以前からWikiばなに参加してくださっていた方や、初めて参加してくださる方などから、要所に応じたメンバを募れました。
当初は、「書籍レビューアによる、書籍からインスピレーションを受けた話を自重しないで語ってもらう」という趣旨でした。発表者は、江渡さんの書籍レビューアのMLから募りました。まだ面識のなかった建築家の中埜さんがすぐ手をあげてくださいました。江渡さんもshinoも、「ひとりでも多くのレビューアに登壇して話をしてもらいたい」という願いをもっていました。
7月1日、レビューアミーティング
7/1(水)、技術評論社の会議室をお借りし、レビューアミーティングを行いました。第七回Wikiばなに関するミーティングです。書籍レビューアは8名、そのうち、5名が集まりました。
Ruby会議の準備に向けて運営委員長として活躍されていた角谷さんも顔を出してくださいました。この時までは、角谷さんはRuby会議でいっぱいいっぱいで「Wikiばなは無理だと思う」とおっしゃっていたのですが、「いやいや、お願いしますよ。だいじょうぶです(なにがだいじょうぶかはよくわからない)」と強引に「じゃあ、角谷さん、ピンで30分ね(はぁと)」と登壇決定を強行。後日、「ムチャブリストの策略にはまった><」と。ははは。時間を10分に変更しました。(本当にお忙しいのに、ありがとうございました)。
また、レビューアMVPの島田慶樹さんは、C2Wikiやウォード・カニンガムについてよく調べられていたので、ぜひ日本では知られざる(←単にshinoが英語が苦手でいつもトップページで引き返しているだけの)C2Wikiについて紹介してほしい!と頼みました。途中で、「デスマで、準備ができない!」と連絡をいただいたので「じゃあ、江渡さん、shinoも出て3人でC2Wikiをその場で見よう」ということにしましたが、結局、島田さんは10分、ひとりでみごとに語りきってくださいました。
「僕は今回、アウェイなんだよなぁ」という感想を持ってられたレビューアの塚本牧生さんにはこのミーティングのとき「C2WikiではWikiの人は、Wikizenっていうんだよ」と教えてもらいました。「へぇ、禅(Zen)がダブルミーニングで入っているんだ、おもしろい!」とshinoひとり大受け。当日はその話を含め、とても興味深いWikiの話をしてもらえました。
そして懸田さん。ミーティングには都合で参加できなかったのですが、2月のデブサミのLTで沢田マンションの話をされていて、わずか5分でしたが、会場で見ていたshinoは「これは、Wikiだ!!」と感動していました。ぜひその話をもっと聞きたい、と、思っていたら、江渡さんの書籍レビューアに居たではありませんか!このチャンスを逃すまじ、と、「懸田さん、ぜひ沢田マンションの話をしてください!30分で!」とMLでお願いしました。快く引き受けてくださり、本当にありがとうございます。
7月10日 こくちーずにて来場者受付開始
来場者受付を、どうするか考えました。Wikiばなソコダネットのページでするか、最近、流行りはじめているイベント登録サービスを使うか。今回は初めて150名規模のイベントでwikiページではページの更新の衝突が起こりやすいこと、また、メールアドレスを掲載しづらいことから、イベント登録サービスを使うことにしました。
イベント登録サービスは、ATNDとこくちーずの2つが候補にあがりました。ATNDも良いサービスなのですが、OpenIDが必要というのがひっかかりました。geekな人にはOpenIDは受け入れられているようですが、一般にはまだOpenIDってそんなに浸透してないと思います。登録で引っかかる人がいるような気がして今回は見送りました。
こくちーずは、まだ発展途上中なのですが、開発の中の人がtwitterに居て、要望をだしたらすぐに取り入れてくださる、これが良かったです。あと、リストには掲載しないけれど、メールアドレスを取得できる点。開催に関する来場者に周知しておきたいことをpushして配信できたのがよかったです。(ATNDもアンケート項目にメールアドレス入力欄を作れば、できます)。
そして、Wikiばなにも、こくちーずの中の人が参加してくださり、ご挨拶することができたのが良かったです。ありがとうございました。これはすごい。
最初、100名で上限を出しました。そうしたところ、わずか2日で定員達成!shinoとしては1週間くらいはかかるかと思っていたのに。すぐに追加50名枠を広げました。それからは定員を増やさず、都合が悪くなった方にはキャンセル処理をしてもらい、待っている方に席をゆずってもらうことにしました。キャンセル待ちをされていた方は、はらはらされたかと思いますが、ごめんなさい。また、キャンセル処理をしてくださった方々、ご協力をありがとうございました。
あっ、そうだ。本当は7月9日の朝7時から自動で募集を開始しはじめるはずが、うまく動かなくて(設定ミスったみたい)、寝坊したshinoの手動により、11時から募集開始になりました。ははは。ごめん。(ははは、じゃないよ!)
スタッフ
これは、どう書けばいいんだろう。すごい、感動しました。WikiばなMLでも、twitterでも、どんどん、要所に必要な人が集まってくださり、当日、shinoは何にもしなかったのですが、的確に動いてくださって、スムーズに進行することができました。
みなさん、本当にありがとうございます。気づいたなかで、よかったことを書いておきます。
稲尾さん、発表もするのに、打ち上げ幹事をありがとうございました。大変だったと思います。
ほそのひでともさん、当日、会場で、参加者のノートPCのネットワーク設定のサポートをありがとうございました。
いがいがさん、Wikiばなは初めてなのに、まえせつ、タイムキーピングをありがとうございました。いがいがさんのだんどりっぷりに感服です。
岩切さん、体調が悪かったのに、受付、そして、銅鑼係、ありがとうございました。岩切さんは社会的にも立場のある忙しい方なのに、WikiばなMLで、スタッフに関する事項について要所で反応をくださり、「ああ、仕事ができる人というのは、こういう細かいところの気配りがうまいのだなぁ」とほんとに助かりました。
青月にじむさん、第一回からWikiばなに参加してくださっていて、あなたが居てくださることが、本当に、支えであり安心感につながりました。受付、負荷高い仕事ですが、先頭にたって動いてくださってありがとうございます。
かわぐちさん、勉強会カンファレンス2009で受付をご一緒させてもらい、アジャイルな受付に感銘を受けていたら今回、お手伝いくださりありがとうございました。
koyhogeさん、WikiばなをOSCやいろいろなところへハブとして紹介してくださり、また当日もスタッフとしてお手伝いありがとうございました。
いしだなおとさん、Wikiばなでのつきあいが長い方です。細かいところに気づいて自主的に物品の用意などをしてくださって助かりました。
吉井さん、直前に受付スタッフに入ってくださってありがとうございました。
ただただしさん、高橋征義さん、twitter中継、ありがとうございました。もうとんでもなく広範囲にわたるジャンルの話をカバーしてtwitterに中継するのはとてつもなく大変だったと思います。
技術評論社の高橋さん、プロによる犯行!Ustream中継ありがとうございました。おかげで世界進出(?!)を果たせました。
ライトニングトーク
Wikiばなでは、今回、初めてライトニングトークを開催しました。角谷さんの提案です。無駄に豪華な来場者をみて、「これはもったいない!」という理由からです。
shinoは最初、wikiの人たちは名前をたてて表にたつことを控える人が多いので、人が集まるか心配だったのですが、杞憂でした。
合計11名の方がさまざまな角度からwikiやその周辺について話してくださり、とても充実したものとなりました。
銅鑼をレンタルしてくださったKwappaさん、ありがとうございました。
打ち上げ
稲尾さん大活躍(頭下がりまくりです!)、急遽決まった二次会に突然幹事指名のogijunさん大活躍。最後までとても盛り上がりました。参加された方々、ありがとうございました。
以上、運営サイドからの感想でした。
